Q&A
チップの用途に応じた使い分け(寿命目安と価格帯)
ダイヘン製チップには様々な種類があります。
ここでは寿命に対して、価格という観点でグラフに表しました。
価格に比例して寿命も伸びていきます。使用用途に適したチップ選択の参考にご活用下さい。
チップの寿命は、チップの摩耗が原因でチップの穴径が広がり、狙いずれや給電不良、その結果溶着してしまうといった経緯で寿命となります。

連続アーク時間が長い等、使用率の高い仕事程チップに熱が蓄積します。
チップが熱くなると硬度が落ちますのでワイヤとの摩擦による摩耗が早まります。
その対策として、質量を大きくしたり、ジルコニウムクロム銅等、比較的硬い材料を使用する
といった材料を使用することで摩耗率を減少させることができます。
溶接するワークや連続使用時間によって最適なチップを使い分けることが
チップ単価の安い物を使い続けるよりも結果としてコストダウンになることもあります。
各製品の特長についても、これから記事内容を充実させてゆきますので
よろしくお願いいたします。
各チップの特長についてはこちらの記事をご覧ください。
選定の目安にはフローチャートを是非ご利用くださいませ。