TPS5000CMT
フローニアス社製 溶接機 CMT電源シリーズ
CMT溶接は極薄板に非常に威力を発揮致します。
CMT(Cold Metal Transfer)溶接法とは、ワイヤが、アークを出しながら前進し(ホットプロセス)短絡すると同時にアークは消滅し(コールドプロセス)ワイヤは強制的に切断し引きもどされます。
このサイクルを14msで高速に行うことで、入熱を大幅に抑制し、溶融プールの爆発現象も大幅に抑えますので、スパッタ発生も極小になります。
このような方式により、1mm以下の極薄板に威力を発揮します。
ロウ付けに近い感覚の為、極薄板のギャップのある溶接や、溶け落ちが心配される場合にも有効な方法です。